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の・ぶ・ろぐ   ・・・・・・・・・・  作曲家・信時潔の人と作品に関する最新ニュースや、日々思いついたことなどを書いています。
吉岡愛著『父を語る』には、「土佐生活中に於て忘れんとしてわすれることのできぬ今一つの記憶は、大洪水の経験である」とあります。三つ違いの潔も、「前の川が氾濫すると畳を積み上げて二階に移り」「川上から色々な物が流れて来るのを眺めました」と書いています。

高知県立図書館の『高知県災害異誌』(1966序)によれば、明治23年9月11日の台風で、大きな被害が出たようです。新聞を丹念に調べたわけではありませんが、9月26日の『土陽新聞』には、「本月十一日ノ洪水ハ実ニ未曾有ノ変災ニシテ」と義捐を求める記事がありました。

現在の地図を見ても「唐人町」というのは川沿い一列だけの「町」です。一階の座敷が一面浸水して、二階で過ごしたという家は、この川沿いのどこかにあったのでしょう。
 

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「対岸の天神様」というのは、潮江天満宮でした。
 

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その天神様の手前にある大楠は地元の方は誰でも知っているようです。
その大楠の枝振りを見て、潔少年が、 3歳上の兄・愛(メグム)、8歳上の兄・徹と、この木によじ登ったり、川に向かって飛び込んだりしていた姿が浮かんできました。

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良く遊びにいったという旧城址、高知城。兄・愛も腕白仲間と探検に行った、などと書いています。

     

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そして、いよいよ最後の日に、潔の父・吉岡弘毅が、その二代牧師となった「高知教会」を訪ねました。
 

(つづく)

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CD『SP音源復刻盤 信時潔作品集成
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企画・構成・復刻:郡 修彦
構成・解説:信時裕子
CD6枚組、別冊解説書
(B5変形判 全144頁)
15,750円(税抜15,000円)
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