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の・ぶ・ろぐ   ・・・・・・・・・・  作曲家・信時潔の人と作品に関する最新ニュースや、日々思いついたことなどを書いています。
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第五回「沼津文学祭」の今年のテーマは「校歌」。 沼津市内の校歌を最も多く作曲したのが信時潔だった、ということから第2回アラカルト講座に呼ばれ、沼津に行ってきました

numazu-pre.JPG8月6日、沼津市立図書館 視聴覚ホールで、「校歌 日本独自の歌文化-----信時潔と沼津の校歌」というタイトルで講演しました。

パワーポイントで、要点と関連画像を表示しながらの講演。

講演の前半では信時潔の紹介と、日本独自の「校歌」の成り立ちのお話。




kokaGRF.JPGとくに今回、初めて作成して披露したのは、信時作曲校歌のうち、作曲年代が判明している824曲の、年代分布のグラフです。信時潔の生涯の作曲活動、日本の音楽事情、学校教育事情、社会状況、などの影響が、各所に見て取れます。


講演の後半は、沼津市内7つの信時潔作曲校歌の自筆譜から読み取れること、などを紹介しました。




講演のなかでも、沼津市内の信時潔作曲校歌を聴けるホームページとして、沼津西高等学校のページを紹介しました。 同校の音楽専攻の学生による校歌の演奏のほか、MIDI 版、練習用にもなる高声、低声ごとのMIDI演奏、そして、曲の進行にしたがって歌詞の色が変わっていく、カラオケバージョンまで、揃った充実ぶりです。会場ではネットが繋がらないため、お借りしたDVDの演奏を流しましたが、この立派な校歌サイトをご案内しておきます。 
http://www.shizuoka-c.ed.jp/numazunishi-h/koka/koka.htm

去年の4月、NHK(ラジオ)で、現代の校歌代表:小椋佳さんと、昔からの校歌代表:信時潔 というような立場でお話したことがあります。そのときも、信時潔の校歌だけでなく、校歌って何?と一通り調べてみました。

その当時、データが、まんべんなく揃っている、校歌に関するお勧め本は、これでした。

 
それに加えて、昨年出版されたこちらの本が、非常にわかりやすくまとめられていたので、参考にしました。


去年の6月に、「研修」で「校歌に関するパスファインダー」を作って、今もホームページの片隅に置いてあります。http://home.netyou.jp/ff/nobu/page071.html

その中に、YOU TUBE で「校歌」の語で検索したところ4660件ヒット(2010年6月19日現在)、とあるのですが、このブログ記事を書いている1年後の8月13日現在、YOU TUBEでは 約 7,410 件ヒットします。
2倍近くに増えています。ちょうど高校野球のシーズンであり、校歌と言ってもあまり「真面目」じゃない投稿もたくさんあるようですが、ネット世代の若者たちにとっても、「校歌」は気になる存在、ということでしょうか。




 
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CD『SP音源復刻盤 信時潔作品集成
tenkai-web.jpg






企画・構成・復刻:郡 修彦
構成・解説:信時裕子
CD6枚組、別冊解説書
(B5変形判 全144頁)
15,750円(税抜15,000円)
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