東京芸術大学附属図書館に「信時潔文庫」が設置されました。これを記念して、11月2日より、「海道東征:信時潔自筆譜展」が開催されることになりました。
さっそく初日に、様子を見に行ってきましたので、簡単にご紹介します。
ご案内を差し上げた皆様から、芸大の中って?図書館ってどこ?行けばわかる?などとよく聞かれましたので、そのあたりから、写真つきで、ご案内します。
JR上野駅に着いたら、まずこの「公園口」に出ます。
横断歩道を渡って「東京文化会館」と「西洋美術館」の間の道を「上野動物園」に向かって進みます。
右側に交番が見え、その奥に噴水が見えてきます。
噴水の左側の道を通って、噴水(池)が終わってから公園内の道を左方向に曲がると・・・
旧東京音楽学校奏楽堂の前に出ます。
この建物は、以前東京芸術大学の敷地内にあったものですが、老朽化が進み学内での役割を終えて、ここに移築・保存され、今は台東区の関係財団によって管理・運営され、演奏会や展示に活用されています。
信時潔作曲の多くの作品が、この「奏楽堂」で演奏され、両翼の小さい部屋にはレッスン室もありました。
旧奏楽堂の前を通り過ぎ、車道に出たら左方向に見える信号のところが
芸大です。
図書館は道路左側の「美術学部」の敷地内にあります。
ここが美術学部入り口です。駅からの所要時間は大体10分ぐらいでしょうか。
守衛所の奥左側に図書館の建物があります。
今は「海道東征 信時潔自筆譜展」の大きな看板も出ています。
(写真左側)
図書館の建物に入ってすぐ、一階ホールには校歌の一覧が展示されています。
ウェブサイト「信時潔研究ガイド」に掲載している校歌リスト(信時裕子編)を今回の展示のために都道府県別に配列しなおしたものです。
多い県少ない県、母校で、甲子園大会で聞いたことがある校歌・・・などなど立ち止まってじっくり見入る方が多いようです。
このような関係写真が一階から二階にかけて、壁面に展示されています。信時潔の学生時代ばかりでなく、教職に就いている間の歴代の東京音楽学校卒業写真には、聞き覚えのある名前がたくさん見つかるはずです。
自筆譜は、図書館の2階目録室で展示されています。
展示ケースの脇のパンフレット棚に、カタログ(無料。全8ページ)が置かれています。
感想ノートも置かれています。皆様も、ひとこと、どうぞ。
美術学部から信号・横断歩道を渡った正面が信時潔にゆかりの深い音楽学部の入り口です。かつては奏楽堂もこの奥にありました。
海道東征 信時潔自筆譜展
会期: 2009年11月2日(月)~11月28日(土) *日祝日休館
平日 9:00~20:00、土曜 9:00~17:00
会場: 東京藝術大学附属図書館 2階目録室
http://noblogblog.blog.shinobi.jp/Entry/58/芸大「信時潔自筆譜展」を見に行く
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